友情の尊さ・醜いいじめと差別

各地で桜前線が張り出す明るい季節になりました。皆様のご健勝をお祈りいたします。

今回は、沖縄の探偵調査会社あかり事務所から3月20日に沖縄で報道されたニュースを紹介させていただきます。

3月19日に行われた浦添市仲西小学校での卒業式の様子を見て多くの人が涙し、

友情の尊さを思い出しました。 https://youtu.be/fbKJlf_Krv4 九州探偵調査業協議会 あかり事務所村田光くん

主人公の6年生村田光くんには、生まれつき両腕がない障害がありますが、

両足を使い書き取りもできてクラスメートと同じスピードで授業を受けてきました。

そして、クラスメートも彼を支えてきました。

卒業式では光くんの努力、そして仲間たちとの強い絆と信頼関係をたたえ6年生111人全員に特別賞が贈られました。

自身で書いた「光」の文字が入ったパネルなどを友人たちと受け取った光くんは「僕は生まれつき両腕がない。周りの人は『大丈夫?』と心配してくれるけど、できることは自分でやる。

でも腕がないからできないこともある。その時は友達に頼んでやってもらっている。とても嬉しい。友達は優しいし面白い。それぞれにそれぞれの個性がある。

これからも色々難しいこともあると思うけど、小学校で学んだことや自分の良さを生かして全力で頑張りたいと思う」と答辞を述べた後、

友達はどんな存在と聞かれて光くんは「一生忘れない大切な存在。中学校でも3年間みんなと過ごしたい」と笑顔で答えています。

光くんのような無垢な少年たちの将来にたくさんの幸せが集まることを心から祈ります。

 

一方、いじめパワハラによる悲しい事件に関する報道もありました。

高校2年生の自殺は「部活が要因」 顧問から叱責“勝利至上主義”に追い詰められた悲しい結末。

沖縄県立コザ高校で運動部主将を務めた2年の男子生徒が1月末に自ら命を絶ったことを巡り沖縄県教育委員会は19日記者会見し、県教委が設置した第三者調査チームの調査結果を発表しました。

調査報告で自殺の要因は「高校の部活動、とりわけ部活動顧問との関係を中心としたストレスの可能性が高い」と指摘。

再発防止策として学校の情報共有の在り方や部活動の運営体制などを見直すよう求めました。

報告書によると、顧問だった男性教諭は男子生徒が昨年7月に主将になってから叱責(しっせき)が厳しくなり「キャプテンを辞めろ」といった精神的負担となる言葉を日常的に投げつけ、生徒との連絡にLINE(ライン)を多用し、既読後すぐに返事を要求。やりとりは夜中まで続くこともあり、男子生徒は帰宅後もイヤホンを着けて連絡の有無を意識するなど「生徒は常に緊張状態に置かれ、多大な精神的疲労を抱えていた」と指摘しています。

男子生徒が自殺した前日も顧問から厳しい叱責を受けていたことについて「『最後の引き金』になった可能性が高い」とし、「部活動以外に、自死につながるほどのストレス要因は考えにくい」と結論付けています。とても残念な事件でした。

 

これから学生さん達は春休みです。青少年の家出が多い季節でもあります。

保護者の方々は、どうか子供さんの変化を見逃さず対応してください。

そして、万一、「家出調査」や「いじめ実態調査」が必要な時は、お近くの九州探偵調査業協議会の会員へご相談ください。