地道力と沖縄事件概要

立春は過ぎましたが、まだまだコロナと厳しい寒さが続いています。皆様、どうぞご自愛ください。

沖縄県那覇市の探偵調査会社あかり事務所から投稿します。

冬季オリンピック北京大会が、佳境を迎えています。地道に鍛錬してきた選手たちの活躍は国籍を問わず、見る人を感動させてくれます。

昨日、フィギュアスケート日本代表の鍵山優真選手18歳が銀メダルを獲得しました。

お父さんと一緒に夢を叶えました。おめでとうございます。

そんな折、沖縄県では、同世代の若者による残念な事件が発生してしまいました。

沖縄県名護市で2月8日朝、高校生の兄が三歳の妹を6階のベランダから投げ落とし死亡させました。家族間でいったい何があったのでしょうか?

そして、前後して、1月27日未明には、SNSを通じて集結した若者たちによる沖縄警察署(沖縄市)への襲撃事件が起きています。

この事件は、すぐに全国ニュースになり、いろいろな憶測や嘘がネットで拡散してしまいました。

ツイートの一部には「さすが沖縄人は土人」「劣等琉球人」「中国人に扇動されていない?」などがあったようです。

さっそくこの件には、沖縄県知事が「沖縄県民に対する誹謗中傷は断じて許されない。」と強いアピールをしていました。

すぐに沖縄の地方紙でも「反ヘイト。沖縄差別撤廃へ声上げる。」との大きな見出しでインターネット対策を求める抗議や要望記事が、連日掲載されはじめました。

しかし、肝心な今回の警察署襲撃事件については、原因を警察が調査中として「襲撃は絶対ダメな事。間違った野蛮な行為。」との強いメッセージはありません。

そして、暴走族への対策や深夜徘徊など非行の多い少年少女に関する問題については、ずっと無策で報道されることもありません。

ネットの中傷記事に過敏に反応して感情的に抗議するより、知事もマスコミも真っ先に県内の若者たちに強く注意を呼び掛けてほしかったと思います。

発端となった17歳の高校生は、片方の目を失明してしまいとても気の毒な事態になりました。

1月27日木曜日の未明の出来事です。沖縄警察署の警察官が暴走族の取り締まり中「チビかめ(暴走族のとりまき)」らしき小型スクーターに乗った少年に停止を求めた際に警棒が少年の目に当たったようです。

沖縄市での暴走族の取り締まりは、過激なグループも多く、警察官も過酷だったと思いますが、事故後の対応が悪かったと思います。

「警察官の手が接触した。警棒の使用は覚えていない。」など警察からの曖昧な説明が、不信感を高めてしまいました。

沖縄警察署は、一日も早く事故の真相解明と襲撃犯人を逮捕して信頼を回復してほしいと思います。

今回は、沖縄で不名誉な事件が連続して起こりましたので紹介させていただきました。

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