面取りと云う探偵の技術と才能

探偵事務所「帝国法務調査室」の山口です。

現場の探偵が必要とする技術は色々とありますが、スタートの時点で必要となるのが張り込みの場所をどう取るのかと云う選択の巧みさ、次いで必要となるのが今回のテーマ、徒歩尾行時において直面し苦慮するこの『面取り』と言われる技術です。

複数人の人物が出入りする場所から、対象者を割り出し特定、追跡する訳ですが、これが簡単なようでなかなか難しい。

出来る調査員は、すぐにでも出来るし、出来ない調査員は何度やっても上達しない。

訓練の方法ってあまり無いんですよね。

依頼人が家族であれば、調査当日の服装の連絡を貰う。

顔や身重などの体躯、アザ、ホクロなど身体特徴にプラスして、その服装を頼りに人物を特定する訳ですが、見てください。

会社帰りの夫を追跡するとして、ビジネスビルを行き交う人達を。

例えば身重170cmでメガネなし、中肉中背で、紺のスーツの対象者。

見渡せばそんな人だらけ。

それでも見抜く事は実際可能で、幸い私はぶっつけ本番でも面取りがピタリとハマる方です。

これは私だけで無く、今でも現役で探偵を続けている人達皆が備えている資質です。

だからこそこの業を続けて来られているもの。

とはいえ基本的、安全性からは、調査の数日前、事前に確認するのが良でしょう。

時間をかけ、出勤時の姿を一度確認、横顔や後ろ姿を動画に収め、チェックする。

それによって現在の姿を知れる訳です。

家庭不和の夫婦関係ならば、探偵依頼に行き着くまでに、そもそもお互いの写真を撮ることも少なくなっているはず。

それに横顔や後ろ姿を撮る機会も少ないもので、記念写真なんて正面から撮るわけですから、あまり参考にならなかったりもします。

調査当日、退勤する対象者の顔を真正面から見る事なんて、自分からバレに行くような自殺行為をやるような探偵には依頼したくない気持ち、分かります。

さらに最近ではマスクの着用も増え、顔の半分は隠れており、どんどん面取りも難しくなっております。

手間がかかるし、人手も必要な徒歩尾行、依頼人は簡単に『できるっしょ』と軽い乗りの方もいらっしゃいますが、面取り一つにしても、ある種の才能と、大変な慎重さが必要で、追跡時も神経をすり減らす処。

簡単では無い事をお知りおき下さればと思います。

 

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