盗聴器

こんにちは、シークレットジャパン福岡です。

最近は急な寒さと乾燥の中、厚着してハンドクリームを片手に日々調査に当たっています。

先日、兵庫県の市役所内に盗聴器が仕掛けられていたというニュースを見ました。
盗聴器は入札に関連する部署の近くで見つかったそうで、事態を重く見た市は警察に被害届を提出したということです。
設置場所を考えると、目的は明らかですよね。
盗聴器は電源プラグ分配器型(いわゆる小型電源タップ型)との事で、職員は誰も気づいていなかったそうです。

ここで、依頼者の方との会話でよくびっくりされる事をひとつ。
実は、「盗聴器を利用して盗聴する」という行為自体は、現在の日本の法律では罪にはなりません。
盗聴電波は誰でも傍受出来てしまい、規制が難しいという事が大きな理由のようです。
しかし、盗み聞く事は規制されていないというだけで、盗聴が絶対に罪にならないわけではありません。

それは、
◆断りなく他人の住居や敷地内に侵入して盗聴器を仕掛ける行為。(住居侵入罪)
◆他人の持ち物等を勝手に改造して盗聴器を仕掛ける行為。(器物損壊罪)
◆電話回線に盗聴器を仕掛ける行為。(有線電気通信法違反)
また、状況によってはストーカー規制法など。

自分の敷地や持ち物以外に許可なく設置した場合、大抵これらの犯罪が成立する事になる為、発覚した場合は「盗聴」自体は罪にならなくても、何かしらの罪に問われる事になるでしょう。

盗聴器は設置された事に気付きにくく、数年〜十数年経ったり、そのまま気付かず転居したりと放置されている事も珍しくありません。
過去には、長年住んでいて全く不審な点が無いのに実は設置されていたという事も。

現在、インターネット等で比較的高性能な盗聴器が誰でも購入出来ます。
長年住んでいる家はもちろん引越し先、会社の事務所等、誰がどんな理由で設置しているか分かりません。

気になる方は一度[九州探偵調査業協議会]及び当協議会加盟の探偵事務所までご相談下さい。

それでは、この辺で。

【総合探偵社 シークレットジャパン福岡】
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