天の目と親族の目

沖縄県那覇市の探偵調査会社あかり事務所から投稿します。
本日、沖縄では旧盆のナカビにあたりです。県立学校は、全て休校になっています。
例年は、旧暦の7月15日ウークイが休校日になっていましたが、今年は土曜日にあたり繰り上げられたようです。
沖縄では、昨日のお迎えの日をウンケーと言い、明日のお見送りの日をウークイと言います。
ウークイの日には、夕方から夜にかけて、あの世での生活がよくなることを願って ウチカビと言う紙のお金を燃やしてご先祖様をお見送りします。
地域によっては、青年会によるエイサーの道ジュネーを行いにぎやかにお見送りをするところもあります。
沖縄のお盆は、ご先祖様に感謝して供養する盂蘭盆会の文化と「家族や親族との絆を深めるため」の大切な行事です。
悪い事をすれば必ず天罰がくだる。「いつでも天から見られている。そして親族からも厳しい目が向けられている。」と子供たちに伝承していく機会でもあるのです。
今年の夏は、戦後80年の節目でしたので日本中の人々が、先人を敬い平和に感謝する気持ちが強かったはずです。
しかし、そんな折でも「人で無し」によるDVやストーカーのような殺人事件が、立て続けに発生してしまいました。
テレビでは、連日、犯人による張り込みや尾行の様子を監視カメラ映像を見せながら解説し放送していました。
中には、オートロックの共連れ防止策や尾行する時の適度な距離を実演したり、尾行の見破り方にまで話題を膨らませて放送するテレビ局もありました。
オールドメディアと言われるゆえんなのか、大騒ぎして片側しか見ない報道の仕方に問題を感じます。
これでは、外出時、常に他人を疑い警戒しおびえながら生活する事を奨励しているようです。
防犯意識も大切ですが、どうして人情のない人間が増えたのか?ストーカーのような変質者が増えた原因を探ってほしいと思います。
張り込みや尾行を業務とする探偵業者からすれば、このような焦点のちがうニュース報道には違和感を覚えます。
探偵業法では「探偵業務とは、他人からの依頼を受けて聞き込み・尾行・張り込み・その他これに類する方法による現地調査を行いその調査結果を依頼人へ報告する業務」と定義されています。
しかし、これによって探偵業者に尾行や張り込みの特別な権限が与えられているわけではありません。第6条で「人の生活の平穏を害する等個人の権利利益を侵害してはならない。」との定めがあります。
九州探偵調査業協議会の会員は、適法で健全な探偵調査業務を行っています。
調査対象者の平穏を害したり権利利益を侵害するような調査は絶対に行いませんのでご安心ください。
最近、変質者による事件が増えたことから「ストーカー規制法」の見直しが検討されています。
今回は、「紛失防止タグ」の悪用が規制されるようです。
安価で便利な物は、すぐに悪用を考えるのでしょうが、にわか調査は大きな代償を被ります。
浮気調査・行動調査・素行調査など探偵調査が必要な時は、最初から九州探偵調査業協議会のプロの探偵へお任せください。