別れさせ屋

こんにちは、シークレットジャパン福岡です。

今年の夏は全国的に記録的な猛暑、というより酷暑(毎年言われている気もしますが…)ですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今年はコロナ禍で行われていなかったお祭りやイベントなどが各地で行われている様で、コロナ禍以降やっと日常が戻ってきたと実感しています。街ではマスク姿を目にする事も徐々に減ってきて、比較的調査もしやすくなってきました。

とは言うものの、この季節のエンジンを切った車内での張り込みのツラさだけは相変わらずで、自身が汗だくになることはもちろんですが、撮影カメラが熱くなると正常に動作してくれなくなるので、そのあたりにも気を使わなくてはならず、早く涼しくなってくれる事を切に願っています…汗

さて、ここ最近巷では「別れさせ屋」なる者が増加しており、それにともないトラブルもかなり起きているようです。

「別れさせ屋」とは、配偶者や交際相手が不倫しており、ご自身では解決ができない依頼者の依頼を受けて、その不倫相手と破局させようとする業者をいいます。また、復縁したいが相手には配偶者やパートナーがいるので別れさせたい等のケースもあるようです。

現在は、調査業者や一部の探偵業者などが、業務の一環として別れさせ屋を行っている事が多いようで、インターネットで検索するだけでも無数のホームページが出てきます。

しかし、実態はグレーな内容や業者が多いようで、第三者である工作員がその標的となる人に接触し、別れざるを得ない証拠を意図的に作ったりして依頼者の要望を実現するのです。


例えば、夫婦間で何らかの事情で離婚を考えている場合、離婚条件の内容を優位に進める為に、別れさせ屋を使う依頼者が多いと聞きます。工作員がわざと対象者と接触し親密になりホテルに入るところを撮影させて不倫などの証拠として示すといった手口が一般的との事です。

しかし、先述のとおりグレーな内容が多く、探偵業界の健全化を目指す業界団体は「倫理的に良くない」ということで、この別れさせ屋自体を問題視しています。

日本では民法90条で、「公序良俗」つまり、社会の秩序と良俗などに反する法律行為は無効と規定されています。

実際、この法律を基に業界団体の自主規制では「別れさせ屋に準じた事案については絶対にしない」という旨の決定をしています。


また、一般的な調査料金と比べかなり高額になる事が多く、工作内容自体も不透明な事や、仮に別れさせる事に成功したとしても、

依頼者の思うような結果にならない事も多く、過去には業者と依頼者との間で返金を求めて裁判になった例もあります。

悩まれている方の気持ちはよくわかりますが、相手を別れさせたとしても、その後の人の気持ちまではコントロール出来るものではありません。

実際に別れさせ屋に依頼する前に、もう一度よく考えていただき、違った方向での解決を考えてみてはいかがでしょうか?

それでは今回はこの辺で。

パートナーの行動などに違和感を感じる、不審な行動が目立つ、など気になる事があれば、[九州探偵調査業協議会]及び当協議会加盟の探偵事務所までご相談下さい。

 

【総合探偵社 シークレットジャパン福岡】

代表 藤坂 怜

住所:福岡県北九州市小倉南区下城野2-4-7-301

TEL :0120-686-669

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