五月病とお酒

沖縄県の探偵調査会社あかり事務所です。

新年度に入って約１か月が経ち、新人研修や業務・人事関係の配置転換もひと段落して、本格的に新しい職場環境で仕事を覚え始められている方々も多いと思います。

また、5月のこの時期といえば、ゴールデンウィーク明けということもあり、仕事や人間関係のストレスを含めて何かの原因によって五月病になってしまう方々がちらほら出てくる時期でもあり、うつ病や引きこもりになってしまう方もいらっしゃるようです。

沖縄県も例に漏れないのですが、沖縄の中で見られる傾向の1つとして、お酒でそのストレスを発散される方々も比較的いらっしゃるようで、日常のストレスや孤独感によって飲酒をさらに誘発されたり、特に女性の多量飲酒によるアルコール依存症のリスクが高まっているようです。

そこで、今回はアルコール依存症について投稿してみようと思います。

沖縄県の県民健康栄養調査の結果では、生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している女性の割合は、年々増え続け2016年からは女性が29.1%で男性の27.1%を上回って推移しています。

沖縄県の女性約三割がお酒を飲み過ぎているわけです。

背景には女性の社会進出のほか、果汁入りチューハイなど女性向けのお酒が増えたこともあるようですが、女性に偏りがちな家事や育児、介護などのストレスから多量飲酒に陥るケースが多いようです。もちろん夫の浮気を疑うような不信感がストレスになる場合もあるでしょう。

女性は、男性に比べて肝臓が小さくアルコールの分解が遅いため依存症になりやすいのです。例えばアルコール度数７％のチューハイ350㎖では分解に男性は４時間、女性なら５時間以上かかるようです。

依存症の回復施設「沖縄ダルク」では、断酒会などの自助グループの活動がされていますが、再発してしまう人も中にはいらっしゃるのが現状です。

何事にも「孤独ほど大きな敵はない」ものですね。一人で何もする事がないからお酒を飲んでしまうのでしょう。

飲酒以外のストレスの解消法を見付け出す必要もあります。

女性の節度ある飲酒量は、ビールや発泡酒（5％）は、ロング缶の半量（250ml）、ワイン（12％）はグラス1杯（100ml）が目安で週2日は休肝日が必要なようです。

お酒が災いの元にならないように男性の皆様も晩酌はほどほどにしましょう。

またパートナーやお相手の素行や行動の調査をしてほしいと感じられた時は、九州探偵調査業協議会の会員へご相談ください。