同性同士の不貞

こんにちは、シークレットジャパン福岡です。寒かったり暑かったり不安定な気候が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

昨今、世界的に性的マイノリティー、いわゆるLGBTQへの理解がどんどん進んでおり、世間的にも昔に比べてオープンになりつつあります。
そこで表に出てくる問題のひとつに同性同士での不貞があります。
同性同士での不貞となると、単なる仲が良い友人という認識で配偶者側がなかなか関係性に気付けない事も多いでしょう。
そもそも元来、「不貞行為」とは、性行為(具体的には、性器の挿入行為)を指すものと理解するのが一般的であり、そのために不貞行為とは異性間における性的行為を意味するものと解されてきました。そのため、同性間での性的行為については不貞行為に当たらないとの考えが有力でした。

しかし、令和3年に東京地裁で、同性間の性的関係について不貞行為にあたるとして損害賠償を認める判決が出されました。
この結果を受け、今後は同性同士での不倫の場合でも、慰謝料の請求が認められ、所謂「不貞行為」に当たるとして離婚請求も認められる可能性が高まってきたと言えます。

これからの探偵は、そういった時代の変化にもしっかり対応していく事が求められていくでしょう。

もっとも、同性間の不倫が不貞行為であると認められなかったとしても、同性間での”性的行為”が「その他婚姻を継続し難い重大な事由」に該当するとして離婚が認められたケースは過去にもあり、今後もこれに該当するとして離婚が認められる可能性は多いにありますので、、不貞行為に該当するか否かによって離婚が認められるか決まるわけではありません。

同性同士での不貞の場合でも、不貞行為の有無を判断するには、法的基準に則った証拠が必要です。どのような証拠が「不貞」として認められるのか、また見抜く際のポイントについて解説します。

不貞行為の証拠を見抜くためには、単なる交流やメールのやりとりでは不十分です。不貞とは「配偶者以外の者と性的・肉体的関係を持つこと」と定義されており、同性同士であっても法的解釈は変わりません。そのため、ラブホテルの利用や密室での長時間の滞在、親密な関係を裏付ける会話記録、写真や動画の存在など、具体的な証拠が重要になります。
その際に気をつける点として、相手のプライバシーや人権に配慮しながら、冷静かつ客観的に事実関係を確認することが必要です。


不倫相手は異性だけとは限りません。配偶者が同性の友人と極めて親密だった場合、もしかしたら…。
もし、このブログを見て思い当たる節がある方、不安になった方は一度調べる事をお勧めします。

という事で、今回はこの辺で。

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