沖縄県内にある探偵業者への苦情相談

こんにちは、沖縄県の探偵調査会社あかり事務所から投稿します。

先日、九州探偵調査業協議会の会員である帝国法務調査室さんが「協議会に寄せられる探偵業者への苦情」について話されました。

そして、当方が事務局を務める沖縄県探偵調査業協会にも、沖縄県内の探偵業者に対する苦情の相談があります。

当方も襟を正し自戒するために。そして、少しでも探偵業者に対する啓発になればと思い紹介させていただきます。

　

依頼した探偵業者の調査員が、調査対象者に不審者として取り押さえられて警察に突き出されたらしいのです。そして、後日、探偵業者は、無許可で他人の敷地内に入った不法侵入の疑いでも警察から取り調べを受けたようです。

問題なのは、この探偵の対応の悪さです。

探偵業者は卑怯にも「依頼人様に土地の所有者にすぐに連絡を取って、立ち入る承諾を得ていたと話を合わせるようにお願いをしてほしい。」また「調査委任契約書にも不備があったので書き直してほしい。」と言い出したとの事。

依頼人様は、訳けが分からないまま契約書の書き換えだけには応じ、土地の所有者は知らない人だから連絡は断ったそうですが、依頼人様へも警察から事情聴取があり、当惑したようです。

そして、この事から調査対象者にも依頼人様のことが知られてしまった。探偵業者へ着手金として支払った調査料金の返金を求めても応じようとしない。こんな事が探偵としてどうなのか？との苦情相談でした。

その他にも浮気調査で尾行がバレているのにウソの報告をした探偵業者に対する苦情などもありました。

情けないことですが、こんな素人のような無責任な探偵がまだ存在しているのです。

　

沖縄県探偵調査業協会としては、当該探偵業者は協会員ではないことからご依頼人様には、探偵業者の所轄の警察署生活安全課と沖縄県消費生活センターへ相談するように助言させていただきました。こんな被害にあったお客様には、探偵業者を選ぶ前に当協会の存在を知っていただきたかった。と、いつも残念に思います。

昨今、YouTubeにも探偵業関係者がアップした尾行の様子など探偵業務の手の内を明かし過ぎるほどの動画が多く見られます。

探偵業者が目立とうとする宣伝行為が、調査対象者の警戒心を高めてしまう諸刃の剣となっている事は否めません。

尾行のかわし方・撮影ポイントから死角の見つけ方・安全な密会場所の選び方など探偵の逆の視点で考えれば、効果的な悪知恵はいくらでも働きます。

中には、頭書の事案のように探偵業者が逆手に取られることも起こるでしょう。

これからは、さらに探偵業者の真価が問われます。

　

探偵業者は、調査方法を見直し、依頼人様の本当の利益を考えた合法的な探偵業務を確実に遂行しなければなりません。

探偵調査が必要な時は、正直で熟達した探偵のグループ「九州探偵調査業協議会」の会員へ安心してご相談ください。