コロナ後遺症:過度の依存障害
こんにちは、沖縄の探偵調査会社あかり事務所から投稿します。
沖縄は、夏本番になりましたが、依然、コロナ感染者が増え続け、8月22日まで緊急事態宣言が延長されています。
とても残念ですが、夏休みの沖縄観光は、お控えください。
コロナによる「巣ごもり」が原因と思われる家族間での「分離不安」を強く感じる子供たちが増えているようです。
「分離不安症」は、幼少期の疾患と考えられていたものが、最近は、成人期の発症も多くなっているようです。
過度の依存による障害です。どうしても自分本位で干渉的になってしまう事から家庭でも子供に限らず、夫婦間にもいろいろな葛藤を引き起こします。
分離不安症のきっかけとしては、ペットの死や身内の不幸や病気・事故、引っ越しや天災などの大きなストレスがきっかけであることが多いと言われていますが、まさに今、長引くコロナ禍の中で誰もが大きなストレスを抱え生活しています。
そんな中、沖縄県では小学生の不登校が、急増しています。昨年比30%増との調査結果が出ています。(不登校とは、児童生徒が病気や経済的状況以外の理由で年間30日以上欠席した場合のことです。)2019年度の小中学生千人当たりの不登校者数は沖縄県内22.7人で全国平均18.8人を大きく上回っていますが、2020年度はさらに増える見込みです。
コロナにより、昨年から何度も臨時休校になった事や学校行事の縮小により「学校はおもしろくない。行きたくない。」と訴える児童が増えたようです。
中には逆に「両親のケンカも増え、イライラして勉強に専念できない。」と話す児童もいたようです。
そんな居場所のない子供たちが、家出をする事案も増えてきました。
最近の親御さんは、子供の交友関係を詳しく知りません。友人とよくラインなどSNSでつながっていたようだけど、友達の住所までは知らない。家にも遊びに来たこともないから立ち回り先の見当もつかない。と全く手掛かりになる情報をお持ちになっていないのです。
携帯に依存し、いつでも直接本人に連絡が取れていたから無関心でいたのでしょうが、子供から携帯を遮断され、連絡が取れなくなると戸惑うばかりです。
昔のような親同士の連絡網もなくなっているようです。もう少し、普段から子供さんとの会話の中で友達の情報を聞き出しておくべきだと思います。
もうすぐ夏休みです。子供さんの動向には十分気をつけてください。
そして、万一の時は、お近くの九州探偵調査業協議会の会員へご相談ください。