~日本の探偵と海外の探偵~
九州探偵調査業協議会・福岡県探偵調査業協会会員のシークレットジャパン博多です!
今回は海外の探偵について少し投稿したいと思います。
まず、日本の探偵についてですが、日本の探偵は実務経験がなくても公安委員会(警察)に探偵業の届出を出せば誰でも簡単に「探偵」を名乗ることができるのです…
しかし、海外の探偵は違います!
海外の探偵と一言でいっても、やはり国や場所によっては探偵に対する法律が違います。
今回は欧米諸国の探偵についてお話ししようと思います。
まず、イギリスの探偵についてですが、探偵になるにはライセンスを取る必要があります。
ライセンス資格を取るには18歳以上で犯罪歴がないこと、さらに国が指定している教育訓練機関での卒業証書か探偵事務所で能力テストを行い、それに合格した者とされています。
また、そのライセンスは3年で更新する必要があります。
このことからイギリスでは探偵に対する信頼度が高いと言われています。
次に、アメリカの探偵はと言うと、イギリスの探偵と同じくライセンス制です。
ただし、イギリスは国で発行しアメリカは州ごとにライセンスを発行されています。よって州が変われば効力がなくなってしまうということです。
(州によっては申請を行うだけでいい州もあるらしく、免許などは全く必要のない州もあります)
アメリカで探偵のライセンスを取るには、18歳以上で犯罪歴がないことや、さらに調査経験が3年以上であったり、警察学校のようなところで勉強をしていないとダメだという州もあります。
探偵としての実務経験やそれに近い仕事をしている人しか探偵のライセンスは取れないということです。もちろん、テストに合格する必要があります…
つまりライセンスを持っている探偵は、それだけで一定の能力があると認められた者ということになります!
また、アメリカの探偵には権限(ライセンス制の州)が与えられています。
銃の所持や、刑事事件の調査もすることができますし、警察の情報も見ることができるんです!
次に、フランスの探偵…フランスの探偵は日本の探偵とよく似ており、許可書を警察に提出して開業します。
また探偵になったからと言って、一般人以上の権限は与えられていません。
一般的な法律の下、調査をする必要があります。従ってフランスでも探偵に依頼する内容は日本と同じく浮気調査や信用調査が大半と言われています。
皆さんが想像している探偵象は、もしかしたらアメリカの探偵なのかもしれませんね…😅
日本の探偵は、実務経験がなくても届出を出せば誰でも探偵を名乗れる為、残念ながら無能な探偵や悪徳探偵が多く存在しているのも事実です。
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