「探偵になりたい」・・・探偵に興味がある方へ。
平成19年6月に、探偵業法「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行されてからは、商機と見たのか雨後の筍のように「探偵会社」が設立され、県公安委員会に届出されました。
そして、その多くが素人探偵であったり、開店休業状態となっているのが現状です。
探偵業は専門職であり、皆さんが思うほど安易に手が出せる業種ではありません。
また、真面目にやればやるほど儲からない業種でもあります。
当社 探偵事務所にも
「探偵になりたいのですが…」
「調査員を募集していませんか?」
などと、探偵になりたい人からの問い合わせが良くあります。
そこで、探偵になりたい貴方にアドバイス!
結論から言えば、探偵会社に雇ってもらうのが一番の近道です。
しかしながら、調査員の求人は滅多にあるものではありませんし、探偵会社ならどこでも良いわけではありません。
ネットの求人サイトや求人雑誌などで調査員の募集は時々出ていますが、その求人の多くが、調査結果は二の次で利益優先と言う悪質な探偵会社の求人募集であり、単なるアルバイト募集である事が多々あります。
悪質な探偵会社は利益を優先している為、調査経費や人件費を抑えようとします。
故に、安価なアルバイト的な人材が欲しいだけなので、調査員に調査のイロハを教育するような事はしません。
真剣に探偵を職業としたい人にとっては、どの様な探偵会社に雇用されるかによって、探偵としての道が大きく左右されます。
調査員を募集している探偵会社が、また求人有無の問い合わせをする探偵会社が、優良な探偵会社なのか、もしくは悪質な探偵会社なのかを良く見極めて応募する事をお勧めします。
< 探偵社チェツク > を参考に!
調査に対して真摯に向き合っている探偵会社は、日々 調査技術を磨き、切磋琢磨している事から、調査員の技術の向上にも力を注いでいます。
よって、調査員の勤続年数が長くなる傾向があり、調査員に空きが出来にくく、求人もタイミング次第となります。
あらかじめ優良な探偵会社に目星をつけて、時々 電話で調査員の空きがないか問い合わせをしたり、空きがなくても履歴書を送付しておくのも一つの方法です。
探偵会社に雇ってもらう以外では、「探偵学校」や「フランチャイズ形式の探偵業開業支援」なるものがあります。
が、その中身は学校・開業支援とは名ばかりで、探偵に興味がある人からいかにしてお金を出させるかしか考えていません。
よって、探偵としての基本的な内容であるにも関わらず、高額な入学金や授業料を要するシステムとなっています。
また、探偵業の開業支援をするフランチャイズ形式に於いても、同様で高額な金額:200万円前後掛かるシステムになっています。
探偵になりたい人が、探偵学校やフランチャイズ形に高額な費用を支払っても、その授業や支援の中身は薄っぺらなものであったり、運営者自体が素人同然の知識しかないと言うケースもあるようです。
特に、フランチャイズ形式の探偵業開業支援は、開業しても調査の実践には何の役に立たず、独立開業したフランチャイズの探偵の多くが休業状態となったり、トラブルメーカーとなっているのが現状です。
但し、フランチャイズ形式の探偵開業支援を受けて独立開業した探偵会社でも、真面目に調査に取り組んでいる探偵会社はいます。
そのような探偵会社は、同業者と情報交換をしながら調査技術を磨き、向上心をもって日々の調査に取り組んでいます。
さらに、探偵業界でも優良な探偵が集まって設立された協会「九州探偵調査業協議会」に入会し、協議会で開催される勉強会や会員間での情報交換をしながら調査技術を磨いています。
上記の様に、探偵学校を出ての開業やフランチャイズ形式での開業で、スムーズに行くケースは稀であり、失敗してしまうと多額の借金が残るリスクがあります。
リスクを回避して探偵になりたい人は、優良な探偵会社に就職してください。
給料を貰いながら、調査の現場を数多く経験する事ができ、調査のイロハを学ぶ事ができます。
調査員は、調査に必要な撮影技術の取得や、尾行・張り込み・聞き込みのノウハウを身につけなくてはなりません。
テレビや映画などに出て来る探偵は、あくまでもドラマの世界であり、現実は地味な仕事なのです。
では、探偵に向いている性格とはどのようなものでしょうか?
まずは、
・物事に動じない性格です。
対象者の視線や、周囲の目を気にするようでは調査員に向いていません。
また、対象者の想定外の動きや、アクシデントに対応できる能力が必要とされます。
次に、
・状況判断にたけている事です。
尾行・張り込みに於いて、対象者の動きをある程度予測したり、対象者や近隣住民などに不審者扱いされないようにしなければなりません。
調査員は、現場の状況に合わせた瞬時の判断、的確な判断が求められます。
・忍耐力・集中力がある事です。
調査の対象者は人ですから動きは対象者次第となります。
予定通りに調査が終わる事は無く、尾行や出入りの監視(張込み)が10時間以上の長丁場になるケースも多々あります。
さらに、夏場は炎天下の下での尾行・張り込み、冬場は寒さに耐えながらの尾行・張り込み。
クーラーや暖房が効いた調査車両内や建物内での尾行・張り込みなんて、そんなにあるものではありません。
そのような劣悪な環境に置かれての調査や、長時間 同じ場所で張り込みを行う時など、対象者の一瞬の動きを見逃さない集中力が欠かせません。
探偵業法を順守し、依頼者が安心・信頼して依頼する事ができる探偵会社、弁護士からも調査を依頼されるような探偵会社は非常に限られています。
調査員の求人がない中で「どうしても探偵になりたい!」と真剣に考えておられる方、独立したが調査の技術を磨きたいなど場合、九州探偵調査業協議会事務局にお問合せ下されば、良きアドバイスをさせていただきます。
[日本興信所]は福岡市を本社・拠点とし、全国に調査ネットワークを持つ探偵事務所です。
探偵業に携わって35年の実績と高い調査技術を有し、地元弁護士と連携しています。
また、35年の調査実績の間で築き上げた調査ネットワークが全国に広がっている為、
全国津々浦々、調査する体制が整っていますので、まずはお気軽にご相談から始めてみて下さい。
< 日本興信所>
福岡 無料相談窓口:フリーダイヤル 0120-783-335 / 直通:福岡 092-722-4890
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