[行動確認]― 調査の種別と目的について

行動確認とは、対象者を徒歩や車などで尾行する事により、対象者の立ち回り先や接触する人物等を確認する行為で、対象者がどの様な人物であるかを把握する為の調査です。

 

◆行動確認の種別と目的

【 浮気調査 】

探偵に調査を依頼される方の多くは、夫や妻の言動に不審感を抱いた事からの行動確認、および 浮気有無の事実確認、浮気の証拠収集をする為に調査を依頼されます。

 

〇依頼者は、下記の様な目的で行動確認の調査を依頼されます。

・本当に仕事に行っているのか?

・出掛けた理由・行き先に嘘はないか?

・本当に友人と会っているのか?

・単身赴任先や出張先での行動確認

・浮気しているので浮気の証拠を

・離婚の為に法的に有効な浮気の証拠を

・浮気相手がどんな人か知っておく為に

・浮気相手に慰謝料請求をする為に

などなどの目的を遂行する為に、調査は依頼者情報を基に調査計画を立て対象者を尾行し、対象者の立ち回り先や接触する人物などを確認します。

 

行動確認の調査で、浮気の事実が確認されると、法的に有効な証拠画像等と共に、裁判資料としても有効な調査報告書を作成します。

また、対象者に浮気の事実が確認されなくても、対象者が何処で何をしていかを撮影して報告書を作成します。

 

 

【 社員の行動調査 】

営業職や経理担当 等の社員の行動を確認し、営業日報に虚位の記載はないのか、勤務実態に不審な動きは無いかを調査します。

 

営業職の社員であれば、取引先や客先を訪問しているか、仕事中にパチンコ店に出入りしていない、営業車輛を私的に使用していないかなどを確認します。

 

経理担当の社員であれば、不正行為をしていないか、多額の借金がないかを調査します。

また、社員が同業他社への情報漏洩や、贈収賄、不正なキックバックなどに関わっていないかの調査や、退職後の社員が顧客情報を持ち出して独立するのではないか等々で、社員・元社員の行動を確認する調査依頼があります。

 

例を挙げれば、

・営業職の社員が会社の社名が入った営業車で交際相手とラブホテルに行った。

・勤務中にパチンコ店で遊戯していた。

・自宅に帰って寝ていた。

などの調査事例がありました。

社員を正しく管理することは、会社のコンプライアンスを徹底する上で、重要なポイントと言えるでしょう。

 

昨今、社員にGPSを支給して営業時間内の行動・位置を確認している企業もあるようです。

支給したGPSで社員を管理する行為自体は法的に問題はないようですが、社員のモチベーションには問題が生じるかもしれません。

また、営業時間外での位置取得や、社員の同意が得られない中でのGPS管理は違法になるケースもありますのでご注意下さい。

 

 

【 保険調査 】

保険金の請求があった時、保険会社は保険金額の査定、及び不正請求の有無を確認する為に調査を行います。

保険調査員は、保険会社に所属している場合と、保険会社から委託された専門の調査会社、そして私達探偵会社となります。

 

自動車事故や火災事故などは、専門の知識を要するので専門の調査会社が調査します。

私達探偵が主に調査するのは、損害保険や傷害保険の受給に於いて、受給者が不正に保険を受給していないかの確認で、保険受給者の日常生活・行動を観察します。

 

例えば、交通事故でムチ打ちとなった保険受給者や、何らかの事故・アクシデントで足や腕など身体的に障害を受け、日常生活に支障をきたしている保険受給者に対して、虚位の申告をしていなかを確認する為に、保険受給者を尾行・張込みをします。  

 

その結果、車の運転ができないはずの受給者が運転していたり、松葉杖が不可欠であるはずの受給者が松葉杖なしで歩く姿が確認できたりするなどの確認・証拠を得た場合は、損害保険や傷害保険を不正に受給していると言う証となります。

 

 

他に、行動確認の調査を依頼される理由としては、

・取引等に絡む人物につて、

・身の回りにいる不審人物について、

・仲裁に入ってくる人物について

・反社と係わりがある人物かの確認

・建設予定地等で反対運動をする人物について

などなどと、依頼者が気に掛かる人物がどんな人なのか、どの様な背景があるのかを知っておく為に、行動確認の調査を依頼されます。

 

 

◆行動確認は、どの様に行うのでしょうか?

行動確認は、基本的に対象者を尾行して確認します。

 

尾行は、対象者の行動手段:徒歩や公共交通機関利用、車輛使用等に合わせ、対象者に気づかれない様に対象者のあとをついて行き、対象者の立ち回り先や接触する人物、一挙手一投足に注意を払いながら確認して行く事になります。

 

尾行する対象者も、全く警戒心がない対象者、警戒心が強い対象者がいますので、ただ単にあとをついて行けば良いと言うものではなく、対象者にはもちろんの事、周囲にも不審がられない様に振舞わらなければなりません。

 

また、対象者の行動エリア:街中やビジネス街での尾行と、行楽地・田舎・農村地域での尾行とでは、調査員の身なり・服装も異なりますし、目立つ色の服や特徴のあるバッグを所持する事は厳禁です。

また、数人の調査員がチームとして対象者を尾行するケースは稀で、多くの探偵会社での尾行は、調査員が一人の行う事が多く、調査員の技量が調査結果を左右させます。

 

 

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