もはや当たり前になりつつある妻の浮気

探偵業に就いた27年前は、比較的珍しいものでした。

妻の浮気って。

男女平等なんて言われつつも、まだまだ口に出されずとも男尊女卑が残っていましたし、妻への暴力すら親族相盗例で不逮捕だのって印象の時代でした。

当時はポケベルからガラケーへと変わって行きつつある技術進歩。

そんな時代のローテク機材ですから、今思い返せばプロの探偵さんとしては不便も多いもの。

今みたいにGPSもありません。

位置情報と言えば、ペッタンと呼ばれていた弁当箱サイズのバカでかい電波発信機を使用、八木アンテナを使って方向を見定め市中を奔走する訳です。

現場上がりはグッタリ。

そんな今は目にしない機材を駆使する中でしたが、しかし追跡は当時の方がうまかったと、ベテランの探偵達が皆口を揃えます。

時代で言うなら、タバコも禁煙エリアだの自動喫煙なんて話題にもならない当時。

電車内ですらタバコもOKで、とにかく安かった。

今のメビウス、当時のマイルドセブンが220円。

飲食店でも吸いまくりで各テーブルに灰皿完備。

脱線したので話を戻します。

当時は、全体の9割が夫の浮気調査でした。

妻の浮気なんて滅多に無い。

でもです。

今は半数どころか妻の浮気の方が半数近く、時として夫の浮気の方が多い場合だってあります。

出会いの形も社内不倫からマッチングアプリまで多様となり、見知らぬ男と関係する事に恐さがない女性達。

正しい形の独身の男女の出会いの場としてでは無く、不倫したい家庭の主婦の男あさりの漁場になってたりする事を考えると、正直ぞっとします。

近年、当時は無かったDVやモラハラ、パワハラなんてケース。

そんな言葉が出て来て、夫の行動が抑制される様になった今、逆手に取って今では同行為を、妻から夫が受けてたりします。

もっと酷い悪妻になるとDVをでっち上げ、警察を縦に安全を確保し、夫から子供や金品を取り上げ慰謝料まで請求し、シェルターで自適に暮らす。

そんな奴まで(失礼)出て来ています。

この辺り、DVなんて無いのにDV夫として扱われ、妻子が行方不明と警察署へ行けば、警察官から不遜な嫌な態度で対応され追い返され準犯罪者扱いされているのに気付く事もある。

いや気付かない人だっていて、1人手立てが無く彷徨っている真面目な夫もたくさんいらっしゃいます。

弁護士さんも手が出せず、聞けば問題だが『手が出ない』とお手上げ。

その上、個人情報保護まで縦にして、変な具合に守られちゃってます。

ホント、救いが無い。

人権保護のあり方も、一旦拗れると家庭に大きな影を落とします。

とにかくです。

探偵さんは、妻の浮気に限りませんが、実態を知り真実を明らかにする事が任務、浮気をされた側、夫、妻の味方に立ち、共に戦って参りたいと願っております。

 

株式会社帝国法務調査室
代表者 山口 健
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