探偵の張り込みと尾行:調査実施有無について

こんにちは、つばめ探偵社です。

今日は、ある依頼者さんから聞いた話を書きましょうね。

 

その方は、うちに依頼される前には他社さんでの調査を実施され

結果が良くなかったこと、そして、それ以上に

「不信感があったことから調査会社をA社からうちに切り替えた」とのお話でした。

では、その不信感というのは、どこから来ていたのかということになりますと

これはお読みの皆様にも、そして全体業務従事者にも関係してきますので

書いた方がいいなという判断をした次第です。

 

浮気調査においては、起点を設定し、同所からの出発を見ていきます。

つまり、尾行が開始となります。

その尾行開始とすべきかどうかという点がことの発端です。

当該依頼者さんのご自宅駐車場は入り組んだ住宅街の奥に位置しています。

 

ある日曜日、依頼者さんは親族さんを含めて6人か7人で自宅駐車場から出発。

運転は夫、つまり対象者です。

まず駐車場付近にA社と思われる車両は来ていたそうです。

ですから大人数での乗車は見えているということになります。

(事前に親族で動くから調査は無しで頼むと伝えていたそうですので

 まさか張り込んでいるとはその時は思わなかったとのことでした)

 

依頼者さんは、それでも「あれはもしかしたら探偵さんかな?」と少しは思われたそうですが

その日までに見たことがない車、見たことがない人物が乗っていたのを確認されています。

依頼者氏側車両出発・・・・・

A社と思しき車両はついてきます。

 

狭小路地を通ったときも、どこを通っても、真後ろについてくる・・・・

ここが問題ですね。

尾行になっていないわけです。

依頼者さんは、「変な車がついてくる」という旦那さん、つまり対象者の言葉を聞き

真っ青になったそうです。

 

道の駅、次のポイントへの移動・・・・まだついてきます。

コンビニでトイレに駆け込み、そこで電話連絡!

慌ててA社に電話をすると・・・・

「私が調査を担当しますと回答した社長」が電話口に出ましたので

「今日は休暇で全員一緒にいます、尾行をやめさせて下さい」と抗議し

それでやっと尾行車両は立ち去ったと聞いています。

おそらく業務委託でしょうね。

そして連絡が伝わっていなかったのでしょう。

 

真後ろをずっとついてくるような尾行・・・・

これじゃバレるのも当然だろうなと思った次第です。

 

これが本番の調査で実際に起こっている事実です。

依頼先がどこであるかも把握しております。

ここには書きませんが、お問合せいただけましたら

仲の良い他社様には開示致しますね。

 

なお、うちだったらどうするかを書いておきます。

親族さん含む多数乗車の日曜日ですので、実施しないです。

もしも張り込んでいたとしても中止します。

また、張り込み位置で見られていますよね。

その手法もおかしいと思います。

そして、どうしても追尾が必要であれば、バイクを運搬して他所でおろし

バイクをメインに変更したり、色々な手法が採用可能です。

一台でずっと真後ろを尾行・・・・・正直、ここまで低いレベルがいるのか・・・・

と思えてしまいました。

これはうちが時々採用する形です。

移動先の死角でバイクをおろせば、いきなり主戦力の登場となります。

有用であることは結果が物語っています。