熟年離婚防止策
九州探偵調査業協議会会員の沖縄県那覇市の探偵調査会社あかり事務所からの投稿です。
沖縄では、梅雨も終盤ですが今年は例年にないほど大雨が続いています。
青い空がとても恋しく感じます。コロナ第7波も徐々に落ち着いてきました。
6月からは外国人観光客の受け入れも可能になるようです。
沖縄は、観光立県ですので今年こそ活気に満ちた夏を迎えたいものです。
さて、近年、熟年離婚を目的にした調査依頼の相談が増えてきました。
探偵調査業務の中で配偶者の浮気を疑った普通の「浮気調査」とは少し目的が異なります。
嫉妬心はないのです。逆に相手がいてくれたら離婚ができる。そんな期待すらしているようです。
独居老人になって気楽に過ごしたい。どうせ施設に入る時は一人だからと言い切る方もいらっしゃいます。
子供も独立して夫婦二人だけの生活になると長年連れ添った夫婦の間でも、ちょっとした行き違いからこれまで深く考えなかった過去のいろいろな出来事が、一気に磁石に吸い付けられたように不審の塊になってしまうことがあります。
新婚当時は、夫婦の間には空気しかなくお互いの息遣いまで聞こえたはずが、夫婦生活が長くなると二人の間にいつの間にか「ガラスの仕切り」ができるものです。
最初の頃は相手への思いやりだと錯覚し、見えない振りを続けているとガラスが次第に厚くなり、曇ってしまいます。
そして、お互いに更年期を迎えスキンシップの機会が少なくなると余計に親密感や一体感など心の交流が乏しくなり、温もりを忘れてしまうものなのでしょう。
しかし、たとえセックスレスになったとしても夫婦間のコミュニケーションとして手をつないだり、肩を寄せ合ったり、お互いの肌を触れ合わせるスキンシップをすることで言葉ではうまく気持ちを伝えられなくても愛情を確認し合う手段になると思います。
日本人も恥ずかしがらずに欧米人の日常のようにハグしたりキスしたりスキンシップができたらいいですね。
子供の頃、親に頭を撫でられて愛情を感じたように。
夫婦間でも意識的にスキンシップをはかるだけで心に余裕が生まれ、関係が良くなるきっかけになるかもしれません。
スキンシップで昔を思い出して、心にゆとりのある生活を夫婦で過ごせたらいいですね。